BRICプラットフォーム
ボイラー内のボイラー壁(チューブとチューブが並列に溶接されている)は、定期的に目視検査と肉厚測定を行う必要があります。時間のかかる足場作業、とある場所だけの部分検査を避ける為にボイラー壁の検査と洗浄を行う自動化システムがパートナーとの協力により設計されました。
検査システムのコア要素は4つのマグネットローラーを備えたクローラーです。磁石はシステムの安全な取り扱いを可能にするだけでなく、ボイラー壁の角(最大90°)を移動する事が出来るように回転させる事が出来ます。クローラーには、ボイラーの外にあるウォーターポンプによって供給される複数のウォータージェットノズルを備えています。専用の展開クレーンにより、作業チームは80kgのクローラーをボイラー内に安全に設置出来ます。