G4 Mini

Guided Ultrasonics Limited(GUL)は様々なWavemaker®装置を製造しています。 Wavemaker®G4 Mini Fullは、ほとんどのお客様に推奨する最新バージョンの装置です。予算が限られている、又はgPIMSセンサーからのデータだけを収集したいお客様の為にG4 Mini BaseとgPIMS Mini Collectorもご利用出来ます。

G4 Mini Full​

最新のWavemaker®G4 Miniは従来のWavemaker®機能の全てと新しい機能を小型(22 x 30 x 13cm)及び軽量(4.5 kg)のパッケージで提供します。

 

この新装置はGULによって製造された全ての配管及びチューブ変換システムを動作する事が出来ます。埋設及びコーティングされた配管に使用される低周波数と、配管サポート部検査及び孔食検査に対する高感度のHDリングで使用される高周波数の両方に適しています。又、ボタンを1回押すだけで装置をgPIMS Collectorモードにする事が出来、最小限のトレーニングを受けた作業員が恒久的に設置されたgPIMSセンサーから繰り返しデータを収集する事が出来ます。

 

装置には16チャンネルが含まれています。従って、大口径のパイプでデータを収集する為にEFCまたはHD inflatable ringを接続する場合にはチャネルレデューサーのペアが必要になります。

G4 Mini Base

G4 Mini Baseは費用対効果を考慮して最適化されたエントリーレベルのWavemaker®G4 mini装置であり、一般的なの地上配管検査に適しています。この装置はガイド波検査に慣れていない、又は予算が限られている場合には最適な装置となります。

 

G4 Mini Baseは保温材が施工、又は非施工の地上配管の腐食範囲を検出する為のスクリーニングにおいて、通常使用されるデフォルトのSolid’, ‘Compact’, ‘EFC’, ‘High Temperature’ ringと互換性があります。

 

基本構成では、gPIMSセンサー(恒久的に取付けられた)、広帯域周波数モジュールの低周波数設定、又は高周波数HDモジュールからのデータ収集が出来ない事に注意して下さい。又、最大サンプリング範囲は20m(リングの両側)に制限されています。これらの項目を追加できる拡張パッケージが利用可能です。又は、上級ユーザーは最初からすべての拡張パッケージが含まれるG4 Mini Fullを検討することをお勧めします(約2つの拡張パッケージの追加費用が発生します)。

gPIMS Mini Collector

gPIMS Mini Collector はgPIMSセンサーリングを使用する為の装置です。恒久的に設置するgPIMSセンサーリングは、主にアクセスが困難、ハイリスク、重要な環境に取り付けられます。センサーリングの最初の取り付けと検査は、結果を分類し、配管上の既存の特徴を文書化し、検査に最適なデータ収集の設定が出来る、資格を保有する検査技術者によって行われます。ただし、この初期検査が完了後、次回以降は装置をセンサーの接続ボックスに接続して自動データ収集を行うだけで繰り返し検査を実行する事が出来ます。(通常、完了するまでに5分もかかりません)。

 

gPIMS® Mini collectorは繰り返しデータ収集を行う為に最小限のトレーニングを受講した技術者が使用出来る、専用の装置です。装置が収集するデータは資格を有する検査技術者がデータにアクセスして以前のデータと比較したり(特別に開発された比較ソフトウェアを使用して)、必要なレポートを効率的に作成する責任者が在席する中央管理室にアップロードする事も出来ます。

 

gPIMS Miniコレクターは非常にポータブルで一般的なG4 Mini(基本ベースとなる)よりもお手頃な価格となっています。資格を有する検査技術者の派遣費用が非常に高価となるような遠隔地に設置されているgPIMSからデータを収集する際、gPIMS Miniコレクターは使用されています。なぜなら、データ収集を行う装置の作業は付近で別のメンテナンス業務を行っている人でも可能であるためです。

技術データ

下記がG4 Miniの技術データ、適用事例となります。

適用事例

ガイド波の利点は長距離パイプラインを素早く検査出来る事です。
検査は検査範囲内の配管全体(100%)をカバー出来ます:円周方向、縦方向、及び欠陥位置を確認出来ます

下記の事例はG4 Miniの一般的な適用例ですが、その他の対象にも使用可能です。

検査についてお困りの事がある場合にはいつでもお問い合わせをお願い致します。

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