港湾構造物

時間が経過した港湾構造物は一般社会だけでなく、工業的にも共通する問題です。港湾構造物は潮位の干満、海水の影響を受け、年数を経た結果、大きく腐食しております。港湾構造物の損壊、事故を防ぐ為に一般検査(超音波探傷検査、目視検査等)を行いますが、コーティングや貝等の海洋生成物を剥すために多くの費用と時間が必要となります。一方でRTD-Incotest®では、コーティングや貝等の海洋生成物を剥さずに港湾構造物を検査する事が出来ます。この利点は即ち、一般検査技術と比較してRTD-Incotest®は効率良く、多数の検査点数を測定出来る事を意味しております。広範囲の鋼矢板護岸、鋼管杭は1日で検査が可能です。検査結果のデータは設備全体の状況を明確に示し、エンジニアリング・メンテナンス部門の作業を問題個所に集中させる事が出来ます。

 

弊社で提供するRTD-Incotest®には、ROVを用いて最大深度3,000 mmまで作業が可能なセンサーもございます。一般的な港湾設備等では必要に応じて、20 mのケーブルを使用して作業を行います。